こんにちはCuoraです
女性は、月経から閉経までの期間のうちだいたい10%が鉄欠乏症貧血状態にあると言われています。
特に若い女性の偏った食生活や、極端なダイエットなどが背景にあります。
鉄欠乏性貧血は、体内の鉄が不足するために起こる貧血です。鉄は赤血球の中心となる成分ですが、鉄が不足してくるとヘモグロビンが上手くつくれなくなり、赤血球の中のヘモグロビンの量が減ってきます
そして、冷え性で胃腸の弱い人は、血液の材料となる栄養分の取りこむ働きが弱くなり貧血症状がおこりやすくなります。
逆に貧血が冷えを引き起こすこともあります。貧血になると、細胞に酸素がいきわたらず、エネルギーが作り出せなくなって効率よく熱を生産するこができないからです。
◎出血
痔、胃や腸の腫瘍やがん、子宮筋腫などの病気が原因で、少量の出血が長期にわたって続く場合、鉄欠乏症貧血が起こりやすくなります。
◎月経、妊娠、分娩、授乳
月経や分娩は体外への出血によって、妊娠中は胎児に鉄をとられるため鉄が不足していきます。また授乳中にも鉄が含まれるため授乳中の女性も鉄不足が起こりやすいです。
◎鉄の足りない食事
鉄はレバーや血合いの多い魚をとるなど、食事によって1日12mgはとってください。野菜だけのダイエットや、偏ったものばかりを食べる習慣は鉄欠乏症貧血を起こす原因にもなります。
◎顔色が悪い、つめがおかしい
貧血は、血液の赤血球が少なくなるので皮膚を赤くする色素が減っていきます。その為、貧血が進む黄色っぽくくすんだ色になります。
また目のまぶたの裏の粘膜も赤みがなくなり、白っぽくなります。あかんべーとした時に目の粘膜が白くなられていたら注意してくださいね。
つめは凹型になったり、そりかえってくることもあります。つめが弱くなって割れたり、表面が剥がれたりします。
◎息切れがしたり、動悸がする
貧血になると正常な時であれば上がり降りできる坂道や階段もドキドキ動悸がします。これは、心臓の心拍数を速めて大量の血液を流し、酸欠を解消しようとしているからです。
◎めまいや頭痛がする
貧血による酸欠状態は、脳にも影響を与えめまいや頭痛といった症状になってあらわれる事もあります。
◎全身がだるい、疲労がとれない
筋肉でも酸素は重要な働きをしています。筋肉が酸欠状態になると、全身がだるく疲れがなかなかとれないという症状がおこります。
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